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日記:2003 May
2003 5/31  どうも不眠症らしく、寝ようとしても寝つけない。
片頭痛も激しいし、寝返りを打つと捻挫に響く。
眠れないまま、ただベッドの上で悶々と過ごす。

こんな無為な日々を過ごしていいほどヒマじゃないので
なんとかしなければと思うほど鬱になっていきそうだ。

気を取り直して、仕事を進め、買い物などして
気分転換を図る。寝不足のためカラダは重いが、
多少冴えてきたので、プロットを進めようと思ったが、
やはり、キャラクターの心理に説明がつかない部分が
いろいろあるので、練り込むのは大変だ。

ただ、やってるだけの漫画にはしたくない。
直情的なカタルシス作品は、僕の目指すところではない。
ともがきつつも、そういった漫画になってしまいそうな
現状に気が滅入っている…。
頑張れ。自分!

2003 5/30  今日はとてもついていなかった。
流石に昨日が完徹だったのでよくねたのだが、
目覚めから強烈な片頭痛になやまされ、
夕方までグダグダだった。

埒があかないので、とりあえず気分転換に買い物に
出かけたのだが、道中、歩道橋の下りスロープで
勢い良く足を挫いて、そのまま下まで捻挫した足で
駆け降りるハメになる。
よく足を挫くことはあるが、ひさしぶりに捻挫した。
重い足を引き摺っていると、今度は腹を下す。
それもかなり強烈に……。水様便の様相を呈しているので、
急いでトイレに向かったが、それが和式。
捻挫した足に和式便所は拷問であった…。
あまりについてなかったので笑えた。

そんなこんなで、商業漫画は殆どすすまず、
焦りだけが強くなってきはじめている。
落ち着いて考えよう。

2003 5/29  なんだかんだで徹夜してしまった。
午前中に打合わせさえ入れなければ寝れたんだろうけど、
それを、明け方まで忘れてたことがまずかった…。
結局昼もどたばたで、寝るヒマがなかった。

夕方、電話待ちがてら昨日とどいた炉のCDRを見る。
ちょっとづつ見ればいいものを、通して全部見たものだから
気分が悪くなる。とても頭の悪い行動をしてしまった。
せっかく貰ったもので、何をやってるんだか…。

なんにしろ、気がついたのは自分がやっている
炉の道の持つ暗部に自分が目を背けていたことだ。
きれい事の妄想や幻想だけで炉を考えていたことに
きちんと気付けたのは、とても大事だと思う。
作画資料にともらったものだったが、
それ以上に、もっと大事なことを学んだ。

2003 5/28  漫画のコトを考えようと集中しようとすると
見計らったように仕事の電話がかかってくる。
本業をおろそかにはできないので、やむなく仕事に専念。

最近、新規の仕事が少なくなってきている気がして、
本業の先行きに少し不安を感じていたので、
電話がかかってくること自体はいいことなんだが…。

で、何度も出ばなをくじかれたおかげで、
どうも今日一日ノらなかった。
埒があかないので、レヴォ以降散らかりっぱなしだった
部屋を片づけることにしたが、お約束通りに脱線して
本を読みふけっていた…。

クライアントでもあり、友人でもあるぷう氏が
仕事の都合で中国に行くことになったので
とても心配。本人はいたって気楽なのだが…。
彼の楽観主義は徹底していて羨ましくもある。

絵板友だちからのお宝のおすそ分けが届いてドキドキ。
作画資料に最適な(笑)写真のはいったCD-R。
かなり大量にあるのみたいなので見るのが楽しみ。

2003 5/27  まだ、微妙に生活リズムがよろしくないので、
カラダがちょっと重いな。

メガキューブのプロットの返事を貰ったが、
商業作品的に良くない部分が色々あったらしく、
いくつかの指示をもらう。
勉強にはなったが、まんま素直に聞いてしまうと
自分の作風が壊れてしまうんじゃないか?とか
いっぱしのナマイキな考えをする自分に気付く。

まだ、まとまらないネタがあるのに、
別のネタを思いついた。
やっぱり、問題意識を持ってると
自然とネタが浮かぶものらしい。
このスタンスを維持していきたい。

まあ、ネタを料理する技術は
これから頑張るとして…。

2003 5/26  今日は仕事の方は打合わせが二件あった意外は、
それなりにまったりスケジュールではあった。
メガキューブのプロットがある程度かたまったので
「こどもちゃれんじ」の3方に相談をもちかける。

ちょっと甘え過ぎかなとも思ったのだが、
3人とも親切に助言してくれて嬉しかった。
おかげで、直すべき点や、さらなる演出、
無駄の削り方の指針がかなり見えてきた。

ただ、まだ編集さんの意見を聞いていないので、
いじるのはそれからだな。

とりあえず、LO用の分割案が見えてこないのが
今のところの問題点。

2003 5/25  最近早寝早起きだったんだが、昨日の一件でまた逆戻り。
夕方まで爆睡してしまった。

約束していたシモさんとの待ち合わせに遅刻してしまったが、
例によって、色々熱く語りながらのメシはプラスになった。

虎の穴で、自分の本が平積みされていていたこともそうだが、
それが店を一回りする間にかなり減っていたのは、感慨深かった。
頑張れ!俺!

帰りしな、カミさんがやりたがっていた
「コスモぐらし」というPC用のネトゲーを購入。
カミさん忙しいはずなのに、こんなん買っちゃって
ホントによかったのかしら。
まあ、喜んでたみたいなので、オッケーとするか。

夕飯のあと、プロットの続きをするが、
オツムの回転が鈍く、ほとんど進まない。
こうしている間にも、大庭さんとかは次々と
新しいネームを割っているというのに…。

2003 5/24  朝から、メガキューブの為のプロットを練る。
ある程度方向性は打ち合わせの際に考えてたものの
どうすればいいのかは、なかなか見えてこない。
まあ、LOの時にさんざ考えるより、手を動かしたほうが
良い結果になることを勉強したので、ひたすら手を動かす。

しかし、なんとかメインの2キャラのデザインと、
導入のビジョンぽいものができただけにとどまる。
まだまだ、時間をかけないと、スタートできない
スロースターターなのは簡単に修正できないようだ。

夜中、友人の人生相談を受ける。
どちらかといえば禅問答にちかかったかも…。
結局なんの助け船もだせなかたのだけど、
成功しようがするまいが、
今の自分にはやりたいことがある。ということが
どれほど幸せなことなのかを、改めて認識した。

2003 5/23  今日は、午後からメガキューブの打合わせに行った。
担当の人が、ここを読んでたらしいので、
コミックハウスの進行状況も知ってたんだけど
まあ、ぶっちゃけ包み隠さずここに書くスタンスは、
変えなくてもいいかなと思ってる。

最低限、社外秘みたいな要素は黙っとくべきだろうけど
そういう話とかは、別にないみたいだし。

とりあえず、秋口にむけて描いてみてくださいと言われ
頑張ってみる意志を告げたが、まだまだ不安。

ひとつだけ確かなのは、夏コミ新刊はありえないだろうってコトかも。
自分の出来ることを、ひとつづつ確認しながら、
ステップアップしていく大事な時期だから、
時間を無駄にしないで頑張りたい。
本当に、この歳でそういう状況になるとは思ってもなかったが、
頑張れば、成功できるビジョンが手の届くところにあるんだと
思うと、学生時代の頃のような情熱がよみがえってくる。

白髪が増えたのと、胃が痛いのと、煙草が増えたことは
ちょっとよろしくないので、何とかしなくては…。

2003 5/22  身内が医療関係なので、CTをやらせてもらった。
とりあえず、昨日の事故で脳みそは問題ないらしい。
頭はもともと悪いけどな。

深川の義父の事務所にいったら、さらにもう一台
Windowsマシンのおさがりを貰う。
さして早い機械ではないが、十分な性能。
ネット用マシンとしては十分かも。

こまったのは、昨日のプロットがある意味没になったような
ものなので、3回に分けて一本づづにする作業が大変。
どうしたものか…

2003 5/21  なんだかんだで、四苦八苦しながら朝一には
プロットとキャラ表があがったので提出できた。
キャラを多めに作っていったら、一回のエロ漫画には多すぎるので
三回に分けることになった。
それって連載?

ようやく、おちついたので、 「こずえちゃんBOMBER2」を持ってメッセサンオーに行く
バイクでかっ飛ばしていたら、途中某スーパーのトラックと接触。
といっても、バックミラーとメットがぶつかっただけなんだが、
相対速度が結構あったので、頭と首が痛い。

たいしたことはないと思うけど、
一応念の為、病院にいくことにしよう。

2003 5/20  ホントは今日がプロットの〆切りだった。
でも、急な本業とかで全然間に合わなかったので、
ぶっちゃけ今日中(明日朝一)ってことにしてもらった。
それでも〆切り破りには違いない…。

とりあえず、頭でこねくり回していても埒が明かないので
手を動かすことにする。
まあ、それなりには進むが、どうにも進みはよくない。
でも、下手な考え休むに似たりってことばどおり
いざ筆を進めると、ビジョンが浮かんできた。
とりあえず頑張れ俺。

2003 5/19  どうにも、プロットが作れない…。
やはり気負いすぎているらしい。
とくにステレオタイプになることを恐れて、
身動きが取れなくなってるのが良くない。

所詮、素人なんだ。
新機軸がそうそう出来ると思うよりかは、
描いているうちに、自分しか描けないものになるだろう
ぐらいの気持ちで行かなきゃならないんだろうけど、
頭で分かっても、気持ちが割り切れない。

こずえちゃんのメッセ仕様は、PP袋に入れることが
メッセ側から義務づけられていたので、ついでに
PP袋の中に、ゲーム説明用の紙を入れた。
とはいえ、CD-Rを焼くのも大変だったが、
レーベルを刷って切って挿入ってのも、100枚ともなると
かなりしんどかった…。

2003 5/18  数字って怖い。
昨日焼いた「こずえちゃんBOMBER」100枚もそうだが、
「すてぃるぶるー」の手元に残す分の100部も、
数字だけで言うと、最近少しマヒしかけていたので、
そんなに大きい数字に感じなかったのだが、
現実に目の前にモノが転がっていると、その多さに驚愕する。

当面の問題は「こずえちゃん…」だ。
現状ではポップに頼って、パッケージは説明不足な
モノだったので、これではメッセ・サンオーで売れない。
メッセさんで、小さいものでも構わないので
ポップを置かせてもらうか、
パッケージ自体を変えなければ…。

今日は、また一日片頭痛になやまされて、
プロットどころではなかったのだが、
再度、別の漫画喫茶に行って、今まで読んだことがなく
自分の作品作りの参考になるものを読みあさる。
その中でも、いまさら読んだ「水色時代」に嵌まる。
逆に今まで読まなかったのが惜しまれる。

なんにしろ、残り時間は少ない。
はやく、プロットを起こさねばならないが、
例によって、頭が高速で空回りをしている。
上手にクラッチを繋ぎたい。

2003 5/17  CD-R焼き込みソフトを調べた。
マックの純正で出来ることは少なすぎて、
折角のクイックシルバーのスーパードライブが
今まで役に立ってなかったのはもったいなかった。

で、メインで使ってる旧式マシンで動かしている
Mac-CDR4は、現状最新版に無償アップデートできるらしい
ので、アップデートしてクイックシルバーに入れてみたが
まともに動かない。

動作保障ドライブだし、OSも保障内なのに何故?
とか思って、サポートページをくまなく読んでみると
クイックシルバーには未対応と書いてある。
なんてピンポイントなんだ…。

とりあえず、クイックシルバーで無難に動きそうな
Toast Titanium 5を購入したら、なんとかなりそうだった
ので、ついに2台体制でCD-Rを焼けるようになった。
従来使っていたものの書き込み速度は4倍だったが、
今回使えるようになったスーパードライブは8倍なので、
単純計算で3倍の早さでCD-Rが焼けるようになったわけだ。

おかげで、大変ではあったが、100枚はすぐに焼けた。
明日はスリーブとキーコードを印刷して挿入まで
持っていきたい。

2003 5/16  昨日は、急に眠くなったもので、日記をつけずに寝た。
折角続いていた日記なので、今日2日分まとめて書こうとしたが
まるで、何をしていたか思い出せない。
最近、昔の事は思い出せても、昨日の事が思い出せないことが多い。

これって、典型的な痴呆症じゃないか…。
こわいなあ…。
でも、なんとか思い出して、ちょっぴり書けたので安心。

今日は打ち合わせがてら、こずえちゃんBOMBER用のCD-Rを購入。
さすがに100枚は重いね…。
メッセサンオーさん太っ腹。これ全部買ってくれるんだ。
先日、大庭さんに教わったので、ハイブリッドのWINパートに
オートランが組み込まれる。
いままで、素の状態のファイルが転がってるだけの殺風景な
WINパートだけに、ちょっとした変化。

今日の大きなトピックとしては、 「すてぃるぶるー」第二刷が届いたこと。
本当は二週間で刷り上がる予定で、一割引にしてもらったのに
ヒマだったのか一週間で上げてきた。
ちょっとビックリ。

流石に、データ入稿しただけあって、本文ページは初版本とは
比較にならない奇麗さだが、個人的に表紙の刷り上がりが
イマイチ気に入らない。
今ごろになって、カミさんが、 「誤植直した?」って聞いてきたが初耳。
たしかに誤植はありました…(16P・3コマ目)。
気に入らないコマに手を入れるヒマがあったら、
誤植のチェックぐらいしとくんだった。

2003 5/15  大きな仕事の内2つが今週中に収束する都合
今日はちょっと忙し目ではあったのだが、
やはり漫画の事がきになるので、
定期的にチャットに参加もしつつ、ネタを考える。

どうにも、空回りが否めないので、漫画喫茶に行く。
目的物がみあたらなかったので、適当に読みあさる。
うっかり、ただ読んでいるだけになってしまい、
だいぶ後悔…。

しかも、食事の時間を大きく過ぎてから帰ったもので、
家に帰ると、食事の支度を二時間前に済ませたカミさんが
大変ご立腹…。

さらに後悔…。

2003 5/14  最近ではすっかりチャット仲間にさせてもらった
大庭さんの描きかけのコンテを見せてもらったら
これが、また面白そうなんだわ。
仕事ぶっちかまして、僕も漫画描きたいと思うほど。
いい刺激だった。

流石にそろそろ、プロット作りを進めていないと
まずいタイミングなので、本棚をあさりながら
アイデアの種を探そうとしていたら、
かなりすごいものが出てきた。

学生時代に書いた、アイデア帳だ。

漫画家になるつもりだったクセに、
何一つ完成させないで、空回りしていた頃の
恥ずべき遺物ではあるが、
なんにしろ現役学生が書いたメモだ。
なんかの役には立つだろうと思い読んでみる。

沢山あるが、どれもこれも
まったく使い物にならない……。

よく、これで漫画家になろうとしたものだ。
そんなもんだろうとは思っていたが、これほどとは。
ただ、今では思いつかない要素があったことも
確かで、学生時代を思い出す助けにはなった。

もちろん当時のキツイ絵もあったわけだが…。
下手なりに楽しんで描いているあたりは
逆に今こそ見習うべきだとも思った。

2003 5/13  エディトリアル・デザインは、大量の素材をいかにして
紙面内にバランスよく詰め込むかといった、
パズル的な要素に終始することも少なくない。

今日はしばらく頭を悩ませていた難解パズルを
なんとかクリアして、ようやく目処が付いたので、
クライアントに電話などしてみた。

すると、
「あ、先週言い忘れてたけど、メールで送った寸法って
 実は間違ってたんですよ(笑)。」

………
すでに苦心して組んだものは無意味になったうえに
本当の寸法とやらは、さらに厳しいものだった。
ほぼ最初からのやり直しである。

僕もうっかりしていたり、めんどくさかったりで、
大事なことをしないでいることがあるにはあるが、
それは消極的な罪であるのだと認識した。
積極的な罪と違い、本人に悪意が無い分タチが悪い。

まあ、反面教師という点で、役に立った。
とりあえず、ポジティブシンキング…。

2003 5/12  お絵描きチャットをしたくなり、
自分でサーバを立ち上げようと試みたが失敗。
マックで、それもルータつかってると設定は非常に困難。
仕方ないので、無料レンタルを借りてみたが、
マスクもレイヤーもないでやんの。

まあ、設定につかれたので、レンタルで遊んでみた。
逆にお気楽感があってよかったかもしれない。
チャットだしね。

昼食をシモさんととることになった。
色々語りあったが、さすがの見識に恐れ入る。
やはりリスぺクトすべき才能の持ち主と
時間を過ごすのは、刺激になる。
同サークルの大庭さんに会えなかったのが残念だが、
そうそう会える距離でもないしな。

この二方とのセッションは、
今の自分に必要な何かがあると思う。
彼らから吸収すべきところは山ほどある。

とか思ってたら、自分の作画方法を簡単にコピられて
凹んだりもした一日でした。

2003 5/11  ちょっと、気がせいてるのかもな
知名度も上がってるみたいだし、
商業原稿もあるしで、いいもの描かなくちゃって
思えば思うほど、スランプになってく。

ちょっと、落ち着こう。

なんか、想像力と妄想力がまた低下してる。
手なりでしか絵が描けない。
もっと萌え力を…。

創ろうと躍起になりすぎると、空回りするから
こういうときこそ消費に回らなきゃならない。
でも、ついつい参考になるものを…と
打算的になりがちなので、
あまり深く考えないで行こう。

やっぱり、上手い人は、消費するのも上手い。
僕みたいに消費ベタなのは、あんまりよくないな。
なんにでも、とびついてみないと駄目かも。
人生ちゃんと楽しもう。

今日は母の日でした。
義母とは会ったけど、実母には電話さえしなかった。
親不孝してます。おっかさん。

2003 5/10  アメリカンボウルのチケットは、
かなりいい席がとれて満足。
バッカニアーズ側50ヤードライン。

でも考えてみたら、バッカニアーズ側だと、
バッカニアーズのサイドラインは
背中しか見えないんだよな…。

まあ、ともかく、
夜チャットをしていて思ったのは、
作家同士のコミュニケーションはネタを出すのに
よさそうだということ。
一人で煮えてるくらいだったら、
同好の士と話すのが一番よさそうだ。

2003 5/9  初めてチャットなるものをする。
誘ってもらってありがたかった。
どこだかは秘密。

とりあえず、昨日鬱になってた件は諦めました。
日記くらいは、正直に書こうと思う。

で、今日、メガキューブからも原稿依頼が来た。
まだ返事を出していない。
さすがに、ツライけど頑張ってみようかな。
頑張ってもチャンスに恵まれない人だっているのに、
チャンスに恵まれたのにグダグダしてる方が失礼だ。
そう考えることにした。

とりあえず、当たって砕けてみるか。

明日はアメリカンボウルのチケット発売日。
いいシートが当たるといいなあ。

2003 5/8  結構、この日記読んでる人いるみたいで、
うかつなこと書けないなあと思ってみたり。
どうも最近、結果的に「自慢かよオイ」的な発言が多く、
気付いては鬱…。
昨日の仕事のページ公開もしかり…。
自慢のつもりは無かったんだが、
そうとる人がいないとも言えない。

そういえば、カミさんに「最近変わった」といわれた。
以前は、知らないうちに、何かを作ったり描いたりして、
出来上がってから、「いつの間にそんなものを!」って
驚かすのが好きで、良く言えば「不言実行」だったのに対して、
最近は、やってることを逐一喋りたがってるらしい。
まあ、今回の新刊の執筆に関しては如実だったが、
喋ることによる背水の陣を引かないと動けなくなってるっぽい。
これで「有言不実行」になったら、人間として終わりだな。

なんにしろ、卑屈なくせに自慢ぽい発言もするってのは、
かなりいただけない。
卑屈なだけに自慢してる自覚がないのが最悪。
そもそも、卑屈って事自体が、鬱陶しいんだから、
もうちょっと考えてモノ言ったほうがいいわな。

2003 5/7  朝から片頭痛がひどく、一日を無駄にする。
やらなきゃイケないことは山ほどあるが、殆ど進まず。

そういえば、こずえちゃんBOMBER2を
メッセサンオーさんが100部買い取ってくれるらしいので
CD-Rを焼かなきゃならなかったんだ。
誰か手伝ってくれー(笑)。

とにかく、漫画も描きたいのだが、
今は仕事のイラストに追われている。
仕事のイラストはテイストが違いすぎるので、
イラスト用のテンションに持っていかなきゃならず、
漫画と平行するのはちょっとツライ。

漫画と仕事のかねあいは、今後の大きな課題だ。
同人も期待してもらってるみたいだし、
商業でやるとなれば〆切りも大事だし、
気持ちの切り替えも大事だし。

2003 5/6  夕方から増版のための入稿にショートツーリング。
とはいえ、普段遠出をしない自分にとって、
もっともバイクで遠くに行った日になった。
それでも、せいぜい片道30kmなのだが…。

今日の環七は空いていて、平均時速80kmで、
新丸子まで気持ち良く走れた。

帰りに、呼ばれていたコミックハウス編集部に行く。
今の自分に商業誌は無理なので、お話を聞いて、
上手に断わるつもりでいたのだが…。

編集部を出るころには、
「じゃあ、二週間後にプロットをメールすればいいんですね。」
ということになっていた。(!?)
流されてるじゃん!自分(笑)。

まあ、いいか。
今の本業も流されるままに独立したんだし…。
面白いから、このまま流されてみよう。

てことで、うまくいけば夏ごろには、
商業誌デビューしてるかも。

プロ漫画家なんて、はたちの時に諦めてたんだけどな。
人生どう変わるかわからんもんだ。
塞翁が馬ってやつか。

2003 5/5  恒例イベントと化した、地元の友人との集まりに行く。
今回は銀座松屋で開催された「星野道夫の宇宙」という
写真展がメインで、今日が最終日だったので、
なかば強引にそれに決めたのは僕とカミさんだった。
昔は3人の集まりだったが、それぞれ結婚したので、
最近は、6人の集まりになり、多少気を使いはする
ものの、人数が多いだけに楽しくもある。

結局、気を使ってたつもりが、中盤からかなり
興に入ってしまい。またもや醜態をさらす。
帰り道、恥ずかしさのあまり壊れ気味になる。

久しぶりの銀座ということで、伊藤屋に寄った。
マックを使い始めてから、極端に足を運ばなくなった
画材屋だが、やはり画材屋は胸がときめく。
たまには行くもんだ。

タイスキという、今まで喰ったことのないものを喰った。
魚介メインの鍋で、それ自体も美味かったのだが、
具が無くなった後のスープが非常に美味しかった。
鍋を喰ってたというより、スープを作りながら、
ダシガラをつまんでたのかというカンジ。

解散はちょっとサバサバしすぎてて、粘着気質の
自分としては、なんとなく寂しかったり。

解散後、池袋の虎の穴でカミさんの買い物に付き合う。
女性向けのエロ漫画というのに興味を覚え、
試しに一冊、カミさんに買ってもらった。
帰ってから読んだんだけど………。
冗長でありがちで、意味のない前フリと、
演出不足なうえに極端にすくないエロシーンに
ターゲットの違いだけではすまされないものを感じた。
今後の参考になると思ったのだが、
これなら今回の自分の新刊のほうがよほど女の子にも
見せられると思った。
まあ、買った本が悪かったのだろうとは思うが…。

今後の参考の為に、あずきちゃんを揃えてみようとかも
思ったが、アレはかつて痒すぎて挫折した記憶が…。
でも、今なら読めるかもしれない。

2003 5/4  カミさんのシティの手伝いで有明へ。
シティは女性が九割と偏ったイベントなので、
ぼけーっとマンウォッチング(ウーマンウォッチング?)。
顔はともかく、体形とかファッションとかで
創作意欲をかき立てるコが数人いたのだが、
すぐに忘れてしまうのは、歳をとったせいだなあと凹む。

会場で、まきのあきね氏に今後の活動の指南をいただく。
今回付いてくれた読者を離さないために、無理して
すぐに新刊を作るよりかは、最悪年一回でも
ちゃんとしたものを作っていくことの方が大事だという
ことは理解したが、すぐに出すくらいのつもりじゃないと
年一回も難しくなりそう(笑)。

今回、大部数を完売したことで、
まちがいなく利益があったのだが、
その利益に関してはあまり感慨がない。
より多くの人に見て貰えたという事を喜んでいる。
買った人と、本当に気に入った人の数は
イコールじゃないけど、比例はするはずだと思う。
だから僕の表現したかったものに賛同してくれる人が
少なくとも2、300人はいてくれるってことが、
わかったのが、今回の一番の収穫だった。

自分が描くことで、多くの読者と萌えを共有できるという
よろこびは、これからも維持していきたいが、
そのためには、いいもの描かなくちゃな。

2003 5/3  今日しようと思ってたことはいろいろあった。
だが、今日が祝日だということを考慮に入れてなかった。
よって、やろうと思ってたことの殆どができなかった。

だいぶ間抜け。

拍子抜けしたので、やる気のない1日を過ごす。
カミさんのシティの手伝いをしつつ、
メールの返事とか書いたり、次回作のプロットを考えたり。

仕事はあるんだが、どうもレヴォ以来、
長月みそかモードから抜けられないカンジがある。
ちゃんと仕事モードに戻らなきゃ。

2003 5/2  結局バイクの鍵は見つからなかったので、鍵屋を呼んだ。
シリンダーをちょっと調べたと思ったら、
たったの5分で鍵を作りやがった。
鍵屋って怖い。

ちまちまと、増刷用に印刷所(ねこのしっぽ)用の
データを作成する。
単調作業は嫌いなのだが、なかなか思うように
バッチがきかないので、全部手作業になった。
途中で自分が何をしてるのか分からなくなる。

準備が終わったので、印刷料金を計算して申し込み書を作成。
鞄につめて、あとは持っていくだけという段になって、
虎の穴からメールが来ていたことに気付く。

委託発注800部?

なんだ、その天文学的数字は!
ウチは大手じゃねーっつーの。
とりあえず、売れるんだったら売ってもらおうじゃないのよ。
とは思いつつも、委託だから戻ってくるんだよな…と気付き、
明日交渉してから、再度刷数を決めることにする。

2003 5/1  今日は毎年恒例になったとある仕事の打ちあわせに出かけたのだが、
出発間際どこをさがしてもバイクの鍵が見つからない。
仕方ないので、時間もないことだしタクシーで向かったのだが、
帰ってきても、やはり見つからない。

おかしいなあ…。
とりあえず家中探してみつからないので、外でなくしたっぽい。
キー交換しかないかもしれん。
キーホルダー気に入ってたんだけどなあ。

とりあえず、前約束していた人たちへの新刊発送を済ましたので、
あとは、こずえちゃんチャンプの面々に送ろう。

義姉の誕生パーティーに行って、たらふく喰って満足。
何しに行ったンやら…。

新刊が出たことで、出版社、同人書店、読者の人たちからの
メールが沢山届いて、返事を出すのが大変。
こういうのをうれしい悲鳴っていうんだな。
贅沢な悩みだ。

エロ漫画雑誌の編集長さんからの打診があったけど、
さすがに、本職があるし、商業誌では描けそうにもないので、
事実上のお断わりの返信をしてしまったが、後悔はないのか?…自分。

まあ、1本描くのに10ヶ月かかる作家に商業誌は無理だ(笑)。

今、日記を書いてて気付いた。
今回の新刊を買ってくれた人の何割かは、この日記を読んでくれてたのかも。
そりゃ、日記で四苦八苦してるところを見てたら、
どんなもんが出来上がったのか見てみたくもなる罠。




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